はじめまして。フラワーデザイン教室「メゾン・ド・ビー」を主宰しております
甘利昌代と申します。
現在は、月・5回～10回のフラワーデザインレッスンを中心に、
年4回のお花とテーブルコーディネートのイベントレッスン、
ネットショップでのアレンジ販売を行っております。
レッスンには20代～60代のＯＬさんや主婦、起業家、フリーランス、講師の方々など
幅広い年齢層とご職業の生徒さんにお越し頂いています。
教室設立から、19年目に入りました。
当初は月に1回、レンタルスペースを借りての活動をしていましたが、
10年前、現在の自宅マンションに引っ越してきたのを機に、サロン形式にして
活動スタイルを変えました。
レンタルスペースと自宅サロンの両方での活動を経験して感じたこと。
当然のことですが、各々、メリットとデメリットがあります。
レンタルスペースは収容人数の多い部屋でしたら、ゆったりと空間を使用することが
出来ますし、大抵がＨＰなどを持っているため、生徒さんは事前にスペースの
広さや雰囲気を知ることが出来、やや閉鎖的な自宅サロンに比べると、
初めて訪れる方にとっては安心感があると思います。
また、主宰者自身が活動場所と自宅を別にすることでメリハリのある時間が過ごせます。
ただ使用時間が決まっているため、場合によっては時間が押してしまい、
結果、生徒さんを追い出すような形になってしまう時は心苦しいものがありました。
その点、自宅サロンではそのような心配はなく、レッスン後にはティータイムを設け、
親睦を深めながら、優雅な時間を過ごして頂くことが出来ます。
そして、材料の必要なレッスンのため、レンタルスペースでは搬入が大変なことも
ありますが、自宅では軽減されます。
大学卒業後は企業で働いていましたが、その頃から結婚したら、「家事と両立できるような
好きな仕事をしたい」「何かを教える仕事をしてみたい」と漠然と考えていました。
そして、その“何か好きなこと”を見つけるために、会社勤務をしながら、様々な習い事をして、
最終的に元々好きだったお花、習っていて一番楽しかったフラワーデザインの道に進もうと
決めました。
お花の教室開設や講師は資格が必ずしも必要なわけではありませんが、生徒さんからの信用度、
自分の自信に繋がるのなら…と専門の学校に通い、3年かけて資格を取得しました。
好きなことを仕事にしているので、大変なことや苦労したこと、というか、感じたことは
ほとんどありません。お花の仕事は肉体的にハードだったり、不規則だったりするので、
生徒さんから心配して頂くことがあるのですが、私自身鈍いのか（笑）辛いと思わないようです。
それよりも、レッスンなどで自分の未熟さを感じるときに落ち込んでしまいます。
ネガティブな事よりも、その何倍も楽しいと思えることの方が多いです。
その中でも「人との出会い」。
ありがたいことに、“ひと”に恵まれていて、先にも書きましたが、
自分とは全然違う年齢、ご職業、お住まいの場所（時に遠方からもお越し頂けます）など
個性豊かな素敵な生徒さんたちに出会い、世界を広げて頂いています。
このような潤いのある時間を持てることは、お花の活動のおかげだと心から感謝しています。
教室開設当初は、今のようにＳＮＳが普及していなかったので、新聞の折り込みチラシや
地域新聞などで生徒さんの募集をしました。あとは知人に声をかけて。
現在はブログなどのＳＮＳを利用しますが、その際、お花が美しく伝わるように、
撮影には気を配っています。
これから新しい活動をしていかれる方の中には、思い描いていたように
物事が進まないのかもしれません。すぐに結果が出ずに理想と現実に悩まれるかもしれません。
でも、自分が好きと感じることや楽しいと思う活動は幸せな風が吹いて、いつの日か身を結ぶと
信じています。努力と人との出会いを大切に…
皆さまの今後のご活躍を楽しみにしております。
甘利 昌代
フラワーデザイン教室「メゾン・ﾄﾞ･ﾋﾞｰ」主宰
OL時代に趣味で始めた生け花でお花の心を学び、ヨーロピアンフラワーアレンジメントのデザインや色彩に魅了され生涯の仕事と決意する。ドイツ留学、海外アーティストのアシスタント、都内フラワーデザイン専門学校非常勤講師（～現在）などを経て、自らが主宰するフラワーデザイン教室を東京・横浜にオープン。2006年には東京・世田谷区の自宅サロンにフラワー教室・メゾン ド ビーをオープン。「大人の女性の可愛いらしさ」「トレンドを意識した自分らしさ」をコンセプトにしたパリスタイルのデザインカリキュラムとお花とテーブルコーディネートのコラボレーションレッスンが好評。また、ネットショップにて、アレンジ販売を行う。
