兵庫県 西宮市の自宅でポーセラーツサロンSEMPRE(センプレ)を主宰しております、杉田と申します。
これから、何かを始めようとされている方の参考になれば嬉しいです。

■自宅サロンを決意するまで■
私は、初めてのポーセラーツレッスンで、小さくてシンプルなお皿を2枚作ったのですが、本当に楽しくて、顔がにやけるのをこらえるのに必死でした。
このレッスンの時にもう、「私はずっとポーセラーツを続けていくだろう」と思っていました。それからは、フリーレッスンに通っては作りたいものが山ほど増える・・この繰り返しでした。
しかしまだ、自宅サロンなんてことは“すごい人がすること”、私は普通だから無理。そう思っていました。

そんな私がまず考えたことは、パートを始めて、ポーセラーツにかかるお金を自分でやりくりしていこう、という事でした。
私には、幼稚園に通う二人の子供がいます。そこで、平日の午前中のみのパートを探しましたが、やはり難しかったです。
それに、パートを始めると、これまでより朝はもっとバタバタして、家事もままならぬまま家を出て、帰ってきてたくさん家事が残っていてげんなりする・・こんな妄想をしながらふと、
「そういえば、自宅サロンってものすごく理想的な働き方だなぁ」と思ったのです。

■決めたら前へ、とにかくやってみる■
自宅サロンのメリットは
◇自分や家族の予定に合わせて、レッスンの日程や時間を決められること
◇お仕事場のお掃除が、お家のお掃除になる(これは大きいです!)
◇ママとして、妻としてではなく、一人の女性として頑張ることは、大変ですがとっても楽しいです!
◇何より、好きなことを仕事にできること

逆に、これから何かを始めようとされている方が不安に思われていることは、
◇私に自宅サロンなんてむり!という、漠然とした不安
◇一定の費用がかかる
◇サロンを開いて、どうやってお客様はきてくれるのかな
◇資格をとっても、自信がない。「わからないこと聞かれたらどうしよう」
こういうことが多いのではないでしょうか。

私は最初、メリットの面に憧れて、夢中でインストラクターコースに通いました。
ポーセラーツのサロンを開くには、日本ヴォーグ社指定のカリキュラムに沿って、課題の作品を作っていきます。
率直に言うと、ポーセラーツインストラクターになるには、時間とお金がかかります。
私は、月に4~5回レッスンに通いましたが、卒業制作を作り終えるまでに半年近くかかりました。
最初は大変さよりも、ポーセラーツの奥深さにますますハマり、楽しさが勝っていましたが、卒業が近づくに連れ、ものすごく不安な気持ちになりました。

そう、“皆さんが不安に思われていることは”・・と、上に挙げた項目は、全て私が体験した不安なのです。
専用の電気炉も設置し、もう引き返せないのに、急にサロンオープンが怖くなった時期があります。
そんな時、恩師や先輩のインストラクターの方々に励ましてもらい、一歩踏み出すことができました。
自信がないのは当たり前、だってまだ始まってもいないから。
わからないことを聞かれたら、素直に「調べます」と言って確認すればいい。

私は自宅のリビングを使って、2015年6月にポーセラーツサロンを始めました。
最初はガチガチで、レッスン日が怖かったです。
ですが、とにかく、生徒様の作品を一緒に作る気持ちで毎回レッスンをしていました。

7か月経った今、レッスンが本当に楽しいです。
朝、子供たちを送ったら、レッスンのティータイム用のスイーツを買って帰り、洗濯や食器洗いなどの家事全般と、お部屋や水回りのお掃除を急いでします。

私のサロンの生徒様は、幼稚園や小学生のお子様がいらっしゃるママがほとんどです。なので、レッスン中は、育児などのお話もしながら、情報交換やリフレッシュできる時間を過ごしていただいています。もちろん、私にとってもレッスン時間は一番楽しい時間です。

今も、“集客”という課題は常にありますが、始める前の“怖くて不安“という気持ちではなく、「なにができるだろう」いう前向きな気持ちで向き合っています。
ブログは毎日更新を心がけて、頑張っています。
でも、体調が悪い日や忙しくてできないときは、頑張りすぎないようにしています。
書く内容は、独りよがりにならないように・内輪の話は避けて、読んでくださる方にプラスの内容になることを考えて書いています。そして、「こんな先生なんだ」と、私という人間を知ってもらうためにも、少しプライベートなこと(ほとんど子育て話ですが・・)も書いたりしています。

■最後に■
何かを始めることは、とても勇気がいることです。
でも、やってみてほしいです。
私は、子どもが生まれてからはずっと専業主婦でした。
専業主婦の時も幸せで、子育てに奮闘してそれなりに忙しくしていました。
ですが、ポーセラーツと出会ってからは、生活にハリが出て、ポーセラーツを通して、ママ友ではなく、同じ目標を持つ友人もできました。

サロンをする前からずっと、私には「家庭が一番」という変わらない思いがあります。
そして、自宅サロンは、家庭を大切に思うママにぴったりの働き方だと実感しています。
自宅サロンをスタートして本当に良かったと、心から思っています。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。

Porcelarts salon SEMPRE 杉田みか

ポーセラーツサロンSEMPRE(センプレ)主宰

http://ameblo.jp/sempre-mika

兵庫県西宮市の自宅でポーセラーツサロンを主宰しております、杉田みかと申します。子どもたちが幼稚園に入園し、怒涛の育児が一段落したのを機に、ポーセラーツに夢中になり、インストラクターの資格を取得しました。「ポーセラーツをずっと続けたい」、この思いがきっかけとなり、「家庭が一番」、ずっと変わらないこの思いが、私に自宅サロンを決意させました。SEMPRE(センプレ)は、イタリア語で“いつも”や“日常性”を意味します。生活の大部分である「日常を心豊かに」したい、家事や育児を頑張っている、家族を大切に思うママのお手伝いがしたい!そんな思いでサロンをしています。