「一度使って好印象だったスペースを、また使いたい」と思う利用者は少なくありません。
インスタベースの利用者の中には、一度利用して気に入ったスペースを、その後何度も予約する方がいます。そして、リピーターの獲得は、予約率アップに直結します。
「また同じスペースを使いたい」というニーズに応えるために、どんな工夫ができるでしょうか。この記事では、掲載者様にぜひチェックしていただきたいポイントを、具体的にご紹介します。
目次
「1回目の予約」を踏み出せない、利用者の本音とは?
たとえば、都内の企業で営業をしているAさんを想像してみてください。Aさんは地方から来るクライアントと打ち合わせをするために、都内のレンタルスペースを探しています。「資料を広げたいし、ホワイトボードも使いたい。お客様はスーツケースをお持ちだけれど、エレベーターはあるのかな? 駅からの距離は大丈夫かな…」。
こうした小さな不安が積み重なると、「使ってみたいけれど、失敗したら困るな…」と、予約をためらってしまいます。
逆に言えば、これらの不安を事前に解消できれば、初回利用のハードルはぐっと下がります。そして「思ったよりスムーズ」「想像以上に快適」と感じてもらえれば、次回もまた使いたいと思ってもらえるはずです。
掲載ページで「安心」を伝える工夫を
まずは、掲載ページの内容が、初めての利用者にとって安心できるものになっているか、いま一度見直してみてください。
たとえば「エレベーターあり」と書くだけでなく、「エレベーターあり(幅80cm・奥行き120cm/大型スーツケース対応)」のように具体的な情報を添えると、荷物の多い出張利用の方にも安心感を与えられます。
また、お部屋の間取り図を載せておくのも役立ちます。
「Neverland新宿」の掲載ページには、エレベーターの有無に加えて、ベビーカーを持つ利用者への案内が記載されています。
「FEEEP飯田橋店」は、ボックススペースにある机のサイズをcm単位で明記することで、実際の使い勝手が伝わります。
また、わかりやすい間取り図を載せておくのも効果的です。下は間取り図の一例です。

ホワイトボードも、「あり」ではなく「横120cmのホワイトボードが2枚、マーカー・イレーサー付き」と明記すると、利用シーンがよりはっきりイメージされます。
鏡のサイズを具体的に記載している「新宿ミネルバビル」の掲載ページも参考になります。
「行ったことがなくても」スペースの雰囲気を掴める工夫
ビジネス目的で予約する方の中には、利用目的と雰囲気が合っている場所を選びたい、と考える方がいます。
たとえば英会話教室を開きたい主催者は、お部屋の雰囲気が教室のイメージに合うかを重視するかもしれません。お部屋の使いやすさ・機能性に加えて、建物の外観や周辺の雰囲気まで含めて「ここで開催して問題ないか」を見極めたい、というケースです。
そうしたニーズに応えるため、ストリートビューや周辺写真、動画を活用して、現地の様子がわかるようにしておくと好印象です。建物だけでなく、建物が面している通りのストリートビューを載せると雰囲気が伝わります。入室時に通る廊下など、共用スペースの写真も効果的です。
さらに、建物へのアクセス方法や入室手順を写真・動画つきで説明しておくと、予約者から商談相手や生徒にも案内しやすい掲載ページになります。
たとえば、最寄り駅の一番近い出口からスペースまでの道のりを実際に歩き、目線カメラのように映した動画があれば、初めて駅から向かう方も迷いません。入室手順は、セキュリティに配慮しつつ、実際に使う機器やボックスの様子を写真で示すのもおすすめです。
「Liberty池袋」では、スペースのある建物以外の場所の写真も載せ、周辺エリアの雰囲気を伝えています。

室内の様子を歩きながら撮った動画の例はこちら。こうした動画があると、初めての方も雰囲気をつかみやすくなります。
「ここは信頼できる」と思った利用者は、もう他から探さない
ビジネス目的の利用者は、一度「ここなら大丈夫」と思える場所を見つけたら、別のスペースを探す必要がなくなります。
「この場所なら安心して使える」——という感覚が、リピート利用の原動力です。
そのためにも、初回の利用をいかにストレスなく、快適かつ安心して過ごしてもらえるかが重要です。この積み重ねがリピート率の向上につながり、結果的に売上の安定にも貢献します。
「Brown Side 上野 1F」は、予約の高いリピート率をスペースの魅力のひとつとしています。
おわりに
スペースの魅力は、お部屋の機能や立地の説明だけでは伝えきれないことがあります。
初めての人でも予約しやすいように情報を共有し、伝える工夫をすることで、安心して選ばれるスペースに近づけます。
あなたのスペース情報、きちんとアップデートできていますか? ほんの少しの工夫で、これまで届かなかったニーズに応えられるかもしれません。「またここがいい」と思ってもらえるスペースづくりを、私たちと一緒に目指していきましょう。
※本記事は、2025年8月4日にinstabase公式noteにて公開した記事を再編集したものです。
今日からできることを、こつこつと
掲載ページを見返して、「あり」で止まっている情報をひとつだけ具体化してみましょう(例:「エレベーターあり」→「幅80cm・大型スーツケース対応」)。その一文が、初めての人の迷いを消します。

