渋谷駅6分の宇田川町に、ゲームもたこ焼きもできる35平米の”おうちスペース”を見つけた ── 1時間1,732円から

「渋谷で集まりたいけど、カフェは騒がしいし、カラオケはもう飽きた」。そんなとき、ありそうでなかなか見つからないのが”ちょうどいい距離感”のスペースだ。渋谷駅から徒歩6分の宇田川町に、リフォーム済みで設備も充実した「おうちスペース」があると聞いて、写真とレビューから隅々までチェックしてみた。

宇田川町の路地裏、ノア渋谷パートIIへ

渋谷駅のハチ公口を出て井の頭通り方面へ。宇田川町36番地の「ノア渋谷パートII」が目的地だ。507号室、5階までエレベーターで上がれる。ただし、エントランスの手前に20段の階段がある。重い荷物があるときはここだけ注意が必要だ。

「ノア渋谷パートII」の外観。赤レンガ調の階段を上がった先にエントランスがあり、隣にはレストランBohemiaの緑が見える。渋谷の喧騒から一歩引いた静かな裏通り。

10秒の距離にローソンがあるのは地味にうれしい。飲み物やちょっとした買い出しに困らない。

扉を開けると「友達の部屋」感

窓側から見た室内全景。カーテン越しに自然光が差し込み、ブラウンのローソファ、ラウンドテーブル、レザー座布団、ダイニングテーブルが見渡せる。白とベージュと木目で統一された空間は、清潔感がありながらリラックスできる雰囲気。

35平米。数字だけ聞くと「ワンルーム?」と思うかもしれない。でも、扉を開けた瞬間に「あ、広い」と感じるタイプの空間だ。リフォームしたてということもあり、室内は想像以上にきれいで新しい。淡い木目調のアクセントウォールとナチュラルカラーのフローリング、白い天井。壁に設置されたトラックライトの暖かい光が、空間全体を柔らかく包んでいる。

レビューで「設備が整っていて快適だった」「駅からも近くてまた利用したい」という声が複数あるのも納得できる。全体がベージュとブラウンとホワイトのニュートラルトーンで統一されていて、まるで友達のおしゃれな部屋に招かれたような、気負わない居心地のよさがある。

リビングとダイニング、2つのゾーン

ダイニングテーブルにはプレートとグラスがセッティングされ、奥のリビングスペースにはテレビとラウンドテーブルが見える。ハンガーラックやボードゲームも壁際に整然と並ぶ。

このスペースの使い勝手のよさは、空間が自然に2つのゾーンに分かれている点にある。

窓側はリビングゾーン。ブラウンのローソファを中心に、木脚のラウンドテーブルとレザーの座布団が4枚。ラグの上に座り込んでテレビを囲めば、ゲームや映画鑑賞にちょうどいい距離感だ。ソファの背もたれに寄りかかりながら、というスタイルが一番しっくりくる。

手前側はダイニングゾーン。グレーのテーブルにベージュのファブリックチェア4脚。食事はもちろん、ボードゲームを広げたり、ノートPCを並べてちょっとした作業をするのにも十分な広さがある。テーブルにはゴールドのコードレスランプが置かれていて、このあたりのインテリアのセンスもなかなかいい。

ダイニングエリアから見たリビング全景。ダイニングテーブルにはボードゲームが並び、リビング側ではソファとラウンドテーブルの向こうに窓からの自然光が入る。15名まで収容可能な空間の広さが伝わる一枚。

50型テレビとNintendo Switch、映画もゲームも

50型の大画面テレビの正面クローズアップ。テレビ台にはSony製Blu-rayプレーヤーとNintendo Switchの青赤コントローラーが収まり、黄色の円筒型ランプがアクセントに。木目調の壁が背景。

驚いたのがエンタメ設備の充実度だ。50型のMAXZEN製テレビにHDMIケーブル2本。自分のPCやスマホを直接つなげるから、動画配信サービスの映画をそのまま大画面で楽しめる。Sony製Blu-rayプレーヤーも完備で、ディスクを持ち寄っての映画鑑賞会もすぐにできる。

そしてNintendo Switchとコントローラーが5台。大人数でも順番待ちなしで遊べるのがうれしい。ラウンドテーブルにたこ焼きプレートを出して、焼きながらゲーム大会という贅沢な使い方も可能だ。

ラウンドテーブルの上にBRUNOのたこ焼きプレートとグラスが並び、背景には50型テレビ。Nintendo Switchのコントローラーがテレビ台の下に見える。たこ焼きパーティーとゲームが同時に楽しめるセッティング。

ボードゲームの品ぞろえが渋い

棚の上に並ぶボードゲームのコレクション。ジェンガ、人生ゲームFIRE、ブロックス、UNO、トランプ、クラッシュアイスゲーム。定番からちょっとマニアックなものまで揃っている。

デジタルゲームだけでなく、アナログゲームのラインナップも侮れない。ジェンガ、人生ゲーム、ブロックス、UNO、トランプ、クラッシュアイスゲーム。スマホを置いて、テーブルを囲んで盛り上がるには十分すぎるほどだ。

撮影利用にも対応しており、リングライト付きの三脚やハンガーラック16本分のハンガー、スツールも壁際に控えている。YouTube撮影やポートレート、商品撮影の利用実績もあるとのこと。

壁際に並ぶリングライト付き三脚、パステルカラーのスタッキングスツール、ハンガーラックに木製ハンガー16本、SHARP製空気清浄機。撮影や配信に必要な機材がさりげなく備わっている。

カーテンを閉めれば、別の顔

カーテンを閉めた夜のリビング。50型テレビの光とキャンドル風LEDランプの暖色が室内を照らし、昼間とはまったく違うムーディーな雰囲気に。映画鑑賞やゆったりとした時間にぴったり。

カーテンを閉めると空間の印象が一変する。トラックライトの暖色とキャンドル風のLEDランプが相まって、一気にムーディーな空間に変わる。昼間の「友達の部屋」から、夜は「大人のリビングバー」のような雰囲気になる。映画鑑賞会なら、あえて照明を落としてこのセッティングで観るのが正解だろう。

夜22時以降も利用可能なので、仕事終わりの金曜夜に「とりあえず集まろう」という使い方にもぴったりだ。

コスパを計算してみる

ラウンドテーブル上のガラスキャンドルホルダーのクローズアップ。背景にはぼけた50型テレビと木目壁。落ち着いた質感のディテールが伝わる。

基本料金は1時間1,732円から。5人で3時間使えば、1人あたり約1,040円。渋谷のカフェでケーキセットを頼むのとほぼ変わらない。しかもここは完全個室でWi-Fi光回線、50型テレビ、Nintendo Switch付きだ。居酒屋の個室コースを予約するより安く、しかも自由度は圧倒的に高い。

たこ焼きパーティーをしたいなら、3wayホットプレート(鍋・たこ焼き・鉄板、BRUNO製)のオプションが1,100円で追加できる。食器は皿30枚、カトラリー16セット、グラス32個とこれでもかという充実ぶり。冷蔵庫と電子レンジ、電気ケトルも備えているから、近くのローソンやまいばすけっとで材料を買い込んで、自分たちのペースで楽しめる。

宇田川町で寄り道するなら

渋谷の宇田川町は、実はカフェ激戦区でもある。集まりの前にコーヒーで打ち合わせするなら、井の頭通り沿いの「宇田川カフェ」が使いやすい。2001年から続く”元祖夜カフェ”で、朝5時まで営業しているから時間帯を選ばない。

少し足を伸ばせば、スペイン坂のカフェは1979年オープンの老舗。パスタランチ860円というリーズナブルさで、レンタルスペース利用前の腹ごしらえにちょうどいい。

知っておきたいこと

  • エントランス前に20段の階段がある。 建物にエレベーターはあるが、入口手前の階段は避けられない。大きな機材やベビーカーがあるときは事前に想定しておきたい。
  • ローテーブルの脚が1本外れやすい。 オーナーから注意喚起あり。体重をかけたり重いものを置かないようにとのこと。
  • レビューでは清掃状態にばらつきの指摘も。 先月利用時はきれいだったが次に来たら汚れていた、という声がある。気になる場合は入室時に確認し、すぐにホストへ連絡を。

まとめ

渋谷駅徒歩6分。35平米のリフォーム済み個室に、50型テレビ、Nintendo Switch、ボードゲーム、たこ焼きプレート、食器30枚。1時間1,732円から使える”おうちスペース”は、いわば「理想の友達の家」を時間で借りる感覚に近い。

次の飲み会やゲーム大会の会場を探しているなら、候補に入れておいて損はない。渋谷で「ちょうどいい集まり場所」が見つからないときの答えが、ここにあるかもしれない。

スペース情報

項目詳細
スペース名String House Shibuya Udagawa
最寄駅渋谷駅 徒歩6分
収容人数最大15名
料金¥1,732〜¥2,887/時間
設備50型TV, Nintendo Switch, Blu-rayプレーヤー, Wi-Fi光回線(100Mbps), 冷蔵庫, 電子レンジ, 電気ケトル, 食器30枚, カトラリー16セット, グラス32個, プロジェクタースクリーン, 空気清浄機, リングライト三脚
特徴リフォーム済み, 自然光あり, ゲーム・ボードゲーム充実, たこ焼きパーティー可, 夜22時以降利用可

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